【時間の有効活用】 自分の時間を創り出す! 自分流の時間の確保の身につけ方

「あれ?もうこんな時間!結局1日会議で終わっちゃったよ。」

「やらなきゃいけないことが、あとからあとから山盛りになっていく・・・。」

「もっと自由な時間を持ちたいけど、できないんだよな~。」

時間管理に関する悩みは、どのような年代でもあるものです。

50代になると、1日の時間の経過が早く感じてきます。

とくに平日の1日のうち、その大半を仕事に費やしていると、自分の自由になる時間は限られてしまいます。

「やらなければいけないこと」「やりたいこと」が沢山あればあるほど、1日24時間を有効に活用したいものです。

しかし、実際は、「時間がない」ということで悩まれている人もいるでしょう。

そこで、今回は50歳からのキャリア構築の視点で、簡単に始められる自分の時間を確保する方法についてお伝えします。

【目次】

なぜ時間が必要なのか

 自分に任された「やらなければならないこと」は、公私ともにあるわけで、その絶対量が多すぎるとき、時間が足りなくないと感じます。

「やりたいこと」に時間を活用したくても、それができないと感じるとき、絶対量の多さに圧倒されて、気持ちがふさぎ込んでしまうこともあるでしょう。

たとえば、45歳を過ぎると親の介護の問題に直面したりします。介護は、想定できないことの連続です。自分では1日の計画を立てていたりしても、状態によって計画が大きく変わることはよくあることです。

あたりまえのことですが、自分で時間を「コントロール」できないと感じたとき、時間が足りないという思いを強く感じるのだと思います。

 社会で生きていくうえで、人とかかわることを避けることはできません。したがって、自分で時間を「コントロール」できない部分があることはやむを得ないことです。

そのような状況で、自分の時間を確保することを諦めてしまうことは、もったいないことだと、私は考えます。

「なぜ、時間が必要なのか」

誰もが自分の時間を確保と思っているはずですが、仮に自分の時間を確保できたとき、その具体的な活用策につながる目的が「漠然」としていたりします。

そこで、時間を確保する自分なりの目的を設定してみることが大切になります。

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目的の設定は、(仮)でもよく、カンタンなことから始める

そうは言っても、目的を設定する方法がわからない方もいると思います。

そんな方には、たとえば自分の健康管理を目的として、運動する時間を確保することから始めることをおすすめします。これを(仮)の目的に設定することでも構いません。

たとえば、ジョギングすることから始めるならば、お金もかけず取り組めます。

50代になると、体力的に衰えがきます。

体力が衰えると、時間を確保できても充分に楽しむことはできないからです。

健康管理と時間の確保を一挙に得ることもできるというメリットもあります。

3ヶ月程度の期間でトライアルする

目的を設定したあとは、つぎのことに取り組むことをおすすめします。

  1. 最初の1か月は、1日の行動計画を立てない。ただ、1日の行動実績は記録する。
  2. 次の1か月は、毎朝、1日の行動計画を立て、夜に実際の行動実績とその理由を併せて記録する。
  3. 最後の1か月は、毎朝、1日の行動計画を立て、夜に実際の行動実績とその理由、そして、どうすれば計画通りに行動できるか記録する。

行動実績の記録は、簡単なメモ書きで構いません。また、記録できるときだけ記録することから始めても構いません。

このトライアルでは、時間を意識して1日を過ごすための筋トレのようなものです。行動実績を記録することが目的ではありません。

1日の過ごし方を「漠然」と過ごすのではななく、具体的に記録することで、現実を直視することができます。

現実を直視することができれば、それを変えようという意識につなげることができます。そこを起点に、時間への意識を変化させることにつなげるのです。

つまり、自分がいかに時間を有効に使えているか、あるいは、使えていないかという現実を認識することができます。

有効に使えていないならば、使えるようになるために、どのように意識や行動を変えればいいか、自分の言葉でセットアップできるようなります。

「自分流の時間の確保」を身につけられるようになるのです。

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まとめ

 「自分流の時間の確保」を身につけられるようになることは、自分のキャリアを自律的に構築する時間を確保することにつながります。

1日1時間でもそのような時間を設けることができれば、1週間で7時間確保できます。7時間は大きいと思いませんか?

1か月で28時間、1年で336時間。

336時間は、14日分です。

ジョギングする、本を読む、音楽を聴いてメンタルを整える等々、自分を振り返る時間ンにつなげることができれば、その分、自分のキャリアを豊かできます。

一生のうち、自分に与えれた時間を漠然と過ごすのではなく、目的をもって過ごすことができれば、50代になってからでもキャリアは広がります。

人の一生は、長くもあり儚くもあります。1日を過ごすことは当たり前のように感じますが、ある日突然、当たり前ではなくなることもありうるのです。

いま、自分に与えられた時間を、意味ある時間にすることができるのは、自分でしかありません。

自分の時間をどのように使いたいか、目的意識をセットアップしてみませんか。

そうすれば、50代からでも時間の密度を1.5倍にすることができ、自分の存在価値を高めることにもつながるのです。

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